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通称“トルラブ”トルコリラ円を毎週1000通貨で積立投資し、その運用実績を公開します。

証拠金と証拠金維持率とは?トルコリラ積立投資での注意点


トルコリラ積立投資における証拠金、証拠金維持率は常に注意するべき項目です。この記事は証拠金と証拠金維持率について解説します。

証拠金とは


証拠金(しょうこきん)とは、経済学用語の一つで、契約の成立、履行を確実にするために、当事者の一方が相手方に対して担保として預ける金銭のことを言う。
証拠金 - Wikipedia


簡単に言いますと保証金または担保となるお金のことです。


FXで取引を行うためには口座を開設し、その口座にお金を入金する必要があります。


取引までの流れ

FX口座開設 → お金を入金 → そのお金を元に取引開始


この入金するお金が証拠金です。

必要証拠金とは


必要証拠金とは実際に取引を行う際に必要になる証拠金のことです。


普通に考えれば100万円分の取引をしたい場合、100万円の入金が必要となりますよね?


100万円分の取引がしたい → 100万円を口座に入金 → 100万円の取引開始


ただFXではレバレッジという仕組みがあるため現在ほとんどのFX会社では証拠金の25倍まで取引することができます。


つまり最低でも4万円あれば100万円の取引することができます。


4万円 × 25倍 = 100万円

100万円分の取引がしたい → 4万円を口座に入金 → 100万円の取引開始


要は取引をする際に取引する額の4%が手元にあればそれを担保にして取引ができるということです。


(※基本的には必要証拠金は4%ですが会社によって計算方式が違うため事前にHP等で確認が必要です)

証拠金維持率とは


証拠金維持率とは取引している金額に対する証拠金の比率です。


証拠金維持率には計算式があります。


計算式

(含み損益を差し引いた有効な証拠金 ÷ 必要証拠金) × 100 = 証拠金維持率


例えば、10万円入金していて含み損益が±0の時、必要証拠金が4万円だったとすると、証拠金維持率は250%となります。


(10万円 ÷ 4万円) × 100 = 証拠金維持率


ここでもし含み損3万円抱えていた場合は有効な証拠金が10万円から3万円引かれた7万円となります。必要証拠金はそのままなので証拠金維持率は175%になります。


(7万円 ÷ 4万円) × 100 = 証拠金維持率

※7万円は含み損の3万円を10万円から引いた金額


逆に含み益3万円が出ていた場合は以下の通りです。


(13万円 ÷ 4万円) × 100 = 証拠金維持率

※13万円は含み益の3万円を10万円に足した金額

このように含み損益によって証拠金維持率も変動します。

注意点

証拠金維持率が下がるとロスカットされる


この証拠金維持率が100%を下回った場合マージンコールがかかり、そして50%を下回った場合はロスカットされてしまいます。


(※実際の執行タイミングはFX会社によって異なります)


マージンコールとは簡単にいうと、「このままでとロスカットされるからお金入れてくださいよ〜」というお知らせです。


そしてロスカットとは保有しているポジションが強制的に決済されてしまうことです。


※ロスカットとは?
torukorira.hatenablog.jp



例えば先ほどの例のように10万円で取引していた際に含み損を7万円抱えたとしたら証拠金維持率は100%を下回ってしまいます。


(3万円 ÷ 4万円) × 100 = 75%

※3万円は含み損の7万円を10万円から引いた金額


この場合、FX会社によってはマージンコールがかかったりまたはロスカットが執行されてしまいます。

まとめ


トルコリラ積立投資は常に含み損を抱えてる状態が基本となります。


またトルコリラは新興国通貨となる為、他の通貨よりも暴落は起きやすく、資金管理を怠るとすぐにロスカットされてしまいます。


そうならない為にも証拠金維持率には常に余裕を持って取引をしなければなりません。

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