トルコリラ円過去最安値更新‼︎まだまだ下がる⁇今後の長期見通し予想‼︎
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2018/4/11トルコリラ円が一時25.40円台まで下落し、最安値更新しました。この記事はトルコリラの下落要因と、今後の見通しについて解説します。
2018/05/16 24.50円を割り込み、またもや最安値更新⬇︎
http://www.torulove.com/entry/2018/05/16/6weeks
今回の下落の原因は?
まずはチャートから見てみましょう⬇︎
2018/4/11にトルコリラ円が25.404まで下がりました。
原因は最近ニュースでも話題のシリア問題。
シリア問題について⬇︎
トルコリラ円リスクについて〜シリア問題と今後の見通し〜 - トルコリラとlovelydays
そしてやはりエルドアン大統領の利下げ圧力のようです。
日本の個人投資家に人気のあるトルコリラに厳しい向かい風が吹いています。シリア情勢に絡む地政学リスクの高まり、さらには、エルドアン大統領が改めて金利を下げ、投資と経済成長を促したい考えを表明、中銀の独立性に対する懸念によるものです。
エルドアン大統領が退任するか、利上げに前向きになってもらえないと、状況は変わらずもしくは悪化の一途を辿りそうです。
トルコリラお先真っ暗?
「じゃあ今後のトルコリラは下落真っしぐら⁇」
というとそんなわけでもなく、上昇できる材料をトルコはたくさん持っています。
(※GDP…その国の経済力、経済成長を示す数値)
ブルームバーグがまとめた2018年の魅力ある新興市場ランキングで、メキシコとトルコが上位に入った。
ブルームバーグは成長や利回り、経常収支、資産バリュエーションなどに基づいて分析した。
20市場の中でメキシコのスコアがトップでトルコが2位だった。
アジアの5カ国が下から5つを占めた。
メキシコとトルコは過去10年の平均より競争力のある実質実効為替レート(REER)が寄与し上位に入った。
インドと中国はバリュエーションが過去との比較で割高だった。
さらに過去10年のような高い経済成長率を実現する公算は小さいと評価された。
大和住銀投信投資顧問の横内武志シニアファンドマネジャーは、今買うならトルコとメキシコの割安さが際立っていると指摘。
政治リスクが和らいだ時が買い時だと述べた。
しっかりと不安材料が解決できればいつ上がってもおかしくないのですが…
今後のトルコリラ見通し
トルコリラはインフレ問題、政治的リスク、シリア問題などが少しずつでも改善に向かえば、上昇する可能性はたしかにあります。
ですが現状はパズルのピースは揃っているけど、今ひとつはまらないという感じです。
結論から書くと短期的にはまだ下げ止まらずさらに大きく下落するリスクがある一方で、中長期的にはエルドアン大統領の独裁体制が解決し、周辺国との問題やインフレ問題などにきちんと手を付けられるようになれば、トルコのポテンシャルを考えると伸びない理由がないと考えております。
より具体的な数値で言うと今後1か月程度の見通しとしては、25円から28円程度、中長期的にはいくつかリスクがあり22円程度まで下げる可能性はあるが、最終的には数年前の40円、50円水準までは戻すと予想しております。(上昇する場合の上値については、上昇基調に入った時にそこでの値動きを見て修正する可能性が高いですが、あくまで現時点の予想として書いておきます)
繰り返しになりますが、懸念要素さえ払拭できれば長期的にはトルコリラの未来はとても明るいみたいです。
ただ逆を言えば、いつまでも改善されなければ、22円も十分あり得る数字です。
短期的にはまだまだ油断せず気をつけていかないといけませんね。
まとめ
・短期的には22円まで落ちる可能性有
・ただ長期的には40円、50円も十分あり得る
・どちらにせよチャンスを掴むには常に余裕を持った運用が必要
トルコリラ政策金利8%という高金利の裏には、常に暴落するリスクが潜んでいます。ただギャンブルと違って、トルコリラ積立運用は、資金管理または運用ルールを設定することで、リスクを減らすことができます。
もし今後も最安値更新が続いたとしても余裕を持った資金管理でリスクを減らし、どんな相場になっても柔軟に対応をできるようにしておきたいものですね。
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